2007年01月24日

92*よくよくごうごう

 この1ヶ月ほど集中してパソコンに向かっている訳なんですけどね、まぁ時々は息抜きにネット見たりもしてるんですが。半月ほど前に、ちょっとフリゲーというので遊んでまして。
 まぁ無料でダウンロードできるゲームですな、前からたまに遊んでたゲームなんですがね。まずは冒険者という設定のキャラクターを作るんです。好きな名前を決めて、絵柄と性格を選んで組み合わせるようになってるんですね。
 そこで力押しでいくのか頭脳プレーでいくのか、そういった能力値のパターンがある訳なんですが・・・。実は、本来なら一長一短ある能力が完璧に備わったキャラを作る方法があったんです。
 それには冒険者を育ててから引退させて、次世代キャラに能力を引き継がせて、って4世代も繰り返して生まれるんですけどね。そこは裏で調節できたりもして、2世代目の天才君たちまではトントン拍子。だけど3世代目の英雄君となると、祖父母に当たる初代キャラの影響で複雑になってくる。最終世代となれば、尚更ですわな。
 かくしてネズミのように増えた孫達を、総当たり戦で子作りに励ませたんです。それこそ3日3晩・・・とは大袈裟ですがね、本当に一気呵成の勢いで。じゃないと組み合わせ順がこんがらがっちゃうからなんですが、もう英雄君あたりから名前なんて記号でしたよ。両親の組み合わせで「1a」とかね、後から変更が利くから顔も初期設定のまま。
 ですけど、さすがに切なくなってきちゃいましたよ。望んだ能力者でないと、生まれた途端に削除です。ただでさえ誰が誰やら分からない有様ですからね、それに必要なのは最高能力の神仙君だけですから。なんて、自分で言い訳しながらのキャラ作成ですよ。本来は子作りゲームじゃないってのに、ねえ?
 もう気分はクローン実験してる科学者か、しきたりに囚われた村長の心境です。すべては最終世代のため、それだけ考えて他の感情を持たないようにして・・・。で、ようやく男女2組の神仙君が誕生しました。それから増えすぎた中間世代の抹消作業ですよ、やっと一段落したらもう冒険なんて気分じゃなくなりましたね。
 なんか、波乱万丈の冒険前に重厚な血族のドラマを堪能しちゃった感じ。海外受精まで考える人の気持ちが、やっと分かったような・・・とまで言うのは欺瞞というものですけど。それでもね、本当に様々な事を考えさせられた気がするんですよ。たとえパソコン上の電気的情報でも命を感じましたし、役割というか共同体の中で生まれる価値とかも。
 人間は、人間の事を思ったり動いたりするだけで充分だというかね。いや実際、それしか出来ないんだろうなって。それが時には全体のために個を犠牲にしたり、個を尊重して全体を機能不全にしたりしながらも。

 ところで話は変わりまして、最近は音楽や映像なんかでも簡単に取り込めてしまうんですな。自分のパソコンに、ダウンロードいうやつで。しかもサンプル品とはいうものの、いくらでも無料で手に入っちゃう。しかも物体のように、目に見えて家じゅうが狭くなるなんて心配もない。結構な話ですなー。
 しかし気が付けば、興味本位で取り込んだデータが無秩序に散乱してまして。思い付いたように大掃除にかかるんですが、思わぬ所に思いがけないものが入ってたりしてね。その時々によって一応は取り込み場所を決めてたつもりなんですが、また一々開けて確かめなきゃいけないのも厄介で。
 最近は音楽や映像などは取り込めないよう、ストリーミングという形式だったりもしますがね。これが妙なもので、取り込めないのを手元に置きたくなったりしてくる訳なんです。するとまた上手くできてるといいますか、やっぱり誰かがストリーミングだろうが取り込める仕組みを作っておいてくれたりするんですよね。
 それで減らした端から新しい取り込みものが溜まってしまう、でもよく見てみりゃ、何度も見聞きするほどのデータなんて滅多にない。それじゃあスッパリ捨てちまおうかってなると、やっぱ惜しい気もしてね。あーまったく執着というのは消したそばから伸びてくるもんですなぁ。
 そもそも取り込めなくしてあるんだから、取り込む方がどうかしてるんですよね。出来ると思ったらやらずにいられない、これは業なのでしょうかねー。先の子作りゲームもそうですし、まぁ○ィニー問題にしても・・・。
 あ、僕はそこまでしてませんけども。

平成19年1月24日
ku92

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2007年01月14日

【'05台湾×2】01/まえがき

 えー、まずは2007年を迎えて今更2年前の旅行記でゴメンナサイ!
 もう古い話になりますが、その年の2月と12月に、それぞれ10日間位を台湾で過ごして参りました。そこら辺の自分の体験から、台湾をあれこれ語ってみたく思います。
 正確に申しますと2月の16日〜26日の11日間、そして12月は19日〜24日までの6日間です。最初の台湾一人旅が2002年12月でしたから、思えば2度も3度も冬ばっかりですな。まぁ冬だから暖かな国に行きたくなるんでしょう、それに飛行機の禁煙も3時間で済みますし。

 最初の旅は「台湾の7日間」として以前に書いたとおりですが、今回は2度目と3度目の分を混ぜこぜにして書いてみようと思うんです。なので、それぞれ実際にはどういったルートを回ったのかを、参考としてここに記録しておく事にしました。
 どちらも飛行機の発着は、台北中正(現・桃園)国際空港です。
 2月(10泊11日)
         1日目・新北投
         2日目・屏東
       3、4日目・小琉球で2泊
       5〜7日目・墾丁で3泊
         8日目・潮州
         9日目・屏東
         10日目・高雄
         最終日・小港空港から国内便で台北〜帰国
 12月(実質5泊5日)
         1日目・台北市内
         2日目・屏東
       3、4日目・高雄で2泊
         5日目・夜行列車で車中泊、早朝便で帰国

 まぁこう地名だけを挙げ連ねても、却って訳が分からない気がしてくるかもしれませんよね。そう思って、かなり大雑把だけど地図を作ってみましたので参考にしてみてください。
TaiwanMap640pix

 一見して分かるように、行動範囲は熱帯性気候の台湾南部に片寄っています(北部は亜熱帯性気候)。
南北の寒暖差を、中央氣象局の「月氣象資料」から数字でみると・・・・・・。
 2005年の2月と12月の平均気温
 台北・約16℃   高雄・約20℃

 ちなみに東京の平均気温は10℃前後でしょうか。
 台北では1ヶ月の半分以上が雨なのに高雄では4日だけ、日照時間は約3倍の差がありました。冬場の台北は、僕にとっては旅行向きじゃない感じなんですね。

 そういう訳で、一般的にイメージされる(台湾=台北)といった旅ではありません。それどころか、いわゆる観光&夜遊び食べ歩きでもありません。ただ初夏のような暖かさを求めてブラブラしているだけです。それで何が楽しいのか、自分でも分かりませんが。
 それでは本編スタート!・・・・・・の前に、ちょっとだけ補足説明を。

 台湾の言葉は中国語(上海語?)みたいです。といっても発音や表記などで異なる面が少なくないようですが、どっちにせよ僕は中国語が分からないので専門外です。おおよその主旨は筆談で通じますので、ウェスト・バッグにガイドブックと筆談用の紙切れ(もちろんカメラと貴重品も)だけでも大丈夫。
 基本的に親切な人ばかりで、特にお年寄りは恐ろしく親切だったりします。治安の心配も要りませんし、海外旅行のリスクが小さい国ではないでしょうか。要するに、気楽に過ごせるって事ですね。
posted by tomsec at 02:02| Comment(3) | TrackBack(0) | '05台湾×2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月05日

91*半身浴、という生き方

 ぬるま湯って、たびたび自堕落でメリハリのない暮らしの喩えにされるでしょ。でも実際、ぬるい風呂ならではの心地よさって堪らないんだよね〜。
 ただ一旦ぬるま湯に浸かると(出た時に周囲の空気が冷たいと風邪引くかもしれない)とか思っちゃって、腰が重くなって機を逸するって事もあるわなぁ。
 そこで思いついたのが「半身浴、という生き方」ですよ。要は全身どっぷり浸からずにハーフ&ハーフ・・・って単なる折衷案だから、既に考えた方もいらっしゃるでしょうがね。
 ぬるま湯は下半分だけでも、じわじわと上半分が汗かいてくる。これが半身浴おどろきパワー、ぬるいのに血の巡りが良くなっちまうなんて大したモンだね! まぁ現実には、どっぷり浸かりたくなる気持ちとの葛藤も起こりそうだけど?

 ところで、ケータイで大声で話す人。いまだに結構いますなー、それも(今その場所で・・・?)っていうような。
「いい年して、なんて無粋なんだろう!」
 そんなふうに腹の底では思ってたんだよね、まぁ言いやしないけどさ。だけど、ふと(あれって英語を話してる時の自分じゃないか)って思ったりして。
 お恥ずかしい話、なぜだか僕って英語だと知らず知らずに声が大きくなってるんだよね。まぁ一応は話せるんだけど、本当は全然通じてないかもしれないってレベルなもんで。焦っちゃうんだか、なーんかチカラ入れ過ぎちゃう事ってのがあるのよ。
 とにかく単語と基本文だけで勝負してるからさ、相手の言ってる事なんて手加減なしだと分かんないし。ただね、そこで(分かんない!)ってビビッたら終わりなの。受身になったらダメ、切り返していかないと。考え込んじゃって、そこに言葉を重ねられちまうと火だるま状態だから。
 分からないければすぐ聞き返す、でなければ話の流れで分かる事にして聞き流す。大概は旅先で困った状況を打開するための英語だからさ、こっちが会話のイニシアチブを取ってないと相手に振り回される・・・っていう考え方が、僕の英語会話の基本なんだよ。
 そうして喋ってると、いつの間にか声の調子が跳ね上がっちゃう訳。

 以前、海外便の機内でフライトアテンダントと向かい合わせの席になってさ。その中国系の男性は流暢な英語で話しかけてきたんだけど、少し訛りがあって聞き取りづらかったのね。僕も日本語訛りがあるし英語なんて久々だったし、それで気が付けば機内がシーンとしちゃってて・・・。
(話さなきゃ)って夢中になり過ぎてたんだわなー、相手が少し引いちゃってるのも見えなくなってて。他愛ない話だった筈なのに関係ない事まで熱く語ってさ、思い出すだけで顔から火が出るおもいだよ。
 まぁそこまで周りが目に入らなくなってる訳でもないんだろうけど、大声でケータイ使ってる人の心境も実は相当テンパッてるのかもなぁ〜ってね。

 最近TVで、老若サラリーマンの掛け合いやってる缶コーヒーのCM観てさ。朝礼の最中にケータイが鳴り出したのに、老サラリーマンが(出たらマズイ)って切ろうとしないシチュエーションなのね。それ観てた父親が大笑いして「あれは分かる」と言ったの。
(電話が鳴ってて出ないのも失礼だけど、上役の訓示中に電話に出るのはマズイし・・・)って内心アタフタしてる心理が、父親には他人事じゃなかったんだろう。マナーモードも理解できてない時期だってあったからなぁ、ちょっと身につまされる感じがツボだったみたい。
 それって、つまり誰でもが同じように(状況次第で、速攻で切って後から掛け直せば?)って考える訳じゃないって事なんだよね。

 シルバー・シートや病院で鳴り響く変な着メロ、そして少し怒ったような行き場のないような顔して大声で話し始める見知らぬオジサンの胸中は分からないけどさ。まさか本気で(オレはオマエらと違って、ビッグな取引いくつも抱えて忙しいんだぜ)とか思っちゃってたら、それは別の風呂にどっぷり浸かっちゃってる感じかも。
 僕が大声で英語スピーキングしちゃってる時も、周囲に(俺ぁ英語バリバリなんだぜぃ)と意気がってるように見られてたかもしんないしなぁ。もう本人的にはキャパ限界の白目寸前で、自分の暴走も止められなくて居たたまれない心境でもね。
 ああいう状況って、ぬるま湯っていうよりは釜茹でかな? それよりも、うっかり焼けた靴を履いちゃった感じかも。

 あれ、ちっとも「半身浴、という生き方」じゃないじゃん・・・!

ku91


平成19年1月5日
posted by tomsec at 13:54 | TrackBack(0) | 空想百景(ALL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする