2007年06月28日

【'05台湾×2】16/熱帯寒波

 また今回も、頂上の露店で大判焼きを買い込みました(前回については「台湾の7日間 4日目・3/島巡りの続き」ご参照ください)
 これが安くて普通に美味いんです、というか日本のと同じ味ですけどね。

 帰り道でネットカフェを見つけたので、どんなもんか入ってみる事に。
 店員はいなくて、ここは席で直接モニター脇の箱にコインを入れて利用するようです。30分10元、残り時間10分前に警告音が鳴る仕組み。
 なんだか、下町のゲーセンみたいです。
 台湾のネットカフェって、みんなゲームでネット対戦に熱中してるのですよ。しかもコイン投入式ですから、尚更ゲーセンっぽい。
 大判焼きを食べつつ、コイン入れて起動。ここも案の定、日本語入力できないのでローマ字打ち。
 
 ところで入り口に大きく禁煙マーク貼 ってるのは何の意味なんでしょうね、灰皿が山積みされてますが・・・・・・?
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 宿に戻って、明日どうしようか思案してると子供の声が。どうやら他の泊まり客が来たようです、そういえば明日は週末なのでした。
 港のフェリーには、高雄小港に行く便もあるようです。地図上では、ここを経由して最南端の墾丁まで行ける事になっていますが、なぜかその航路は廃止されたようです。
 そういえば、新北投で会ったバックパッカーは「バスで墾丁に行った」と話していました。冷房がキツイし運転が荒っぽいから、僕はバスに長くは乗りたくないんですけどねぇー。

 夜飯は、宿の真裏で「火鍋」という看板を出してる店に。屋台店ですが個室もあって、若者男女が楽しげに鍋を突付いています。
 例によって女主人に筆談しようとしたら、逃げるように向かいのオジサンを呼びに行ってしまいました。そしてオジサンはといえば、筆談を無視して何故か英語で女主人の通訳です。むむむ。
 牛肉か羊肉かを選べるそうなので、もちろん羊。
 120元もするだけあって、さすがに食べきれず残してしまいました。満腹!
 屏東でもオシャレ系な鍋の店がありましたが、台湾で流行ってるのでしょうかねぇ。
 いくら寒いとはいえトレーナーがあれば充分なので、熱帯で鍋は意外な気が。というか、辛さは微塵もないのに火鍋とは・・・・・・?
 でも美味しいからいいや。最初は薄味に感じたのですが、徐々にスープの旨味が増してきて大満足。
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 宿で天気予報を観てると、明日を過ぎれば好転するらしい。
 ならば、もう1泊するか? と思ったら降ってきやがりました。島だからなのか、夜に降る気候帯なのかな。
 それにしても22℃って、聞こえは暖かそうですが寒いものは寒いんです。翌朝になったら19℃ですし、ぐずぐず気に病むくらいならと急きょ12:00のフェリーに飛び乗りました。
 なんだか前回も同じように、慌ただしく島を離れた気がしますが(その辺は「台湾の7日間 5日目・1/本土再上陸」ご参照くだされ)・・・・・・。

 若旦那に挨拶しようと思ったら留守で、お母さんに言伝てて置き土産を渡して乗船。
 船内客室では、テレビのニュースで「台湾全土が寒波に襲われている」と言っています。
 どこぞの山で今年初降雪とか、路面凍結 とか・・・・・・。2月下旬とはいえ熱帯ですよ!?
 どれも北部地域の映像でしたが、それにしても屏東でさえ12〜16℃とはガッカリです。
 南部の恒春まで行っても、せいぜい14〜19℃とは!
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 もう、こうなったら最南端の墾丁まで行くしかないよなぁ〜。
 そう思いながらも決心がつかず、ほとほと東港の路地を歩いていました。
 墾丁に行くなら、ここから長距離バスで1時間半も凍える思いをする羽目になります。それに何より、地図を見ると原発らしきマークがあるんですよね。それが気懸かりでもありました。
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原発に関する追記【2009/06/22】1
posted by tomsec at 09:39| Comment(2) | TrackBack(0) | '05台湾×2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

【'05台湾×2】15/どんより奇岩トーチカ

 空は昨日より一層どんより、しかもまた夜中に雨が降ったらしい。これでは一向に、ジーパンもトレーナーも乾きません。
 とりあえずヒゲでも剃るかな、夢の中で誰かが「ヒゲを剃れ」と言ってたのを思い出したので・・・・・・。
 こんな肌寒いのにバイクで走り回る気にもなれないし、かといって他にやる事もないしなぁー。
 屋台店で海産粥と水餃、90元。
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 漁港を回り込んで霊山寺に行くと、何やら小旗が並んでて人出もしてます。境内では賑やかに打ち鳴らしてるし、朝の鳴り物と関係ありそう。いったん宿に戻って若旦那に訊いてみましたが、どうも要領を得ません。
 この島には、小さな祠まで合わせると何百もの廟があるそうですから、地元の人間だって知らない事もあるでしょう。ただ「翌週の旧暦1月15日が祝日」と言ってたので、それに絡んだ催しなのかもしれません。
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 肌寒い曇り空、気温も上がらないまま昼過ぎ。
 前回お世話になった警察署(この辺の事情は「台湾の7日間 4日目・1/小琉球へ & 4日目・2/島巡り」ご参照くだされ)に顔を出し、またもお茶とタバコをご馳走になりました。
 あの若い署員カクさんは東港に異動になっていましたが、電話で話せたので善しとしましょう。

 服を買おうと思って店を教わったのですが、行ってみるとジャージしか売ってない・・・・・・。
 正直どれも微妙なセンスでしたが、背に腹は代えられず上下で780元。ともかく、これでバイクに乗っても体が冷えなくなりました。
 という訳で準備万端、島めぐりへGO!
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 日本でも漁村の道筋は入り組んでいますが、小琉球は島全体がそんな感じです。
 島の中央と外環の太い道路は別として、縦横に枝分かれする脇道小道はノロノロ走ってこそ楽しいものです。
 探検ごっこさながら、行きつ戻りつして色々な景色を見ました。
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 小琉球は、林邊と同じような家並みが南部を感じさせて好きです。
 といっても薄汚れたような暗い色合いの壁とか閉鎖的ともいえる構造は、一般的には魅力的ではないのでしょうけどね。でも僕にとっては、とても異文化らしさがあって惹かれるんです。
 特に前回、僕が「夕陽ヶ丘」と勝手に命名した付近の独特な雰囲気とか。
 そして独特な雰囲気といえば、港と反対の大陸側に拡がる奇岩の海辺が極めつけでしょう。
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 この島もまた、本島の南部地域と同様にサンゴ礁の隆起によって生まれたのだと分かります。
 荒涼とした巨大なシワの合間を上り下りして、前回は遠目に眺めただけだったトーチカを(よろしければ「台湾の7日間 4日目・3/島巡りの続き」ご参照くだされ)覗いてみました。
 コンクリートで作られた狭苦しい内部はゴミが散乱していましたが、この中に入って奇岩の彼方の海から上陸してくる敵を迎え撃つ・・・・・・。想像しただけで恐怖に駆られ、思わず一目散に逃げ出していました。
 僕が台湾人ならば、これは本当に情けなくて誰にも言えない話でしょう。
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 だけど、有事の際には僕の想像が現実になるのですよね。
 あの「夕陽ヶ丘」に駐屯地があるのは何のためか、考えなくたって明白です。台湾では中国を大陸と呼び、成年の男性には兵役が課せられています。
 そこで(あー日本人で良かったなぁ)と安堵する事を拒む、この複雑な気持ちを何と言い表せばよいのでしょうか。
 そしてだから僕は、この奇岩のトーチカを忘れられないのでしょう。
posted by tomsec at 02:44| Comment(8) | TrackBack(0) | '05台湾×2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月11日

【'05台湾×2】14/小琉球で途方に暮れる

 バイクでメシ食いに行きます。
 でも気をつけて走らないと、うっかり右側通行を忘れてヒヤッとしますね。まぁ交通量は少ないけれど、特に港周辺は人通りもありますし。
 しかもバイクは125ccだからパワーあるし、ノー・メット&無免許(台湾で国際免許は通用しない)なので慎重に。
 とはいえ、島内ではチビッコ同士で3人乗りも当たり前なんですが・・・・・・。
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 バイクのメット着用率は大都市ほど高く、屏東でも以前より被ってる人が増えてました(でも小琉球ではゼロ)。
 あと防塵用のマスクが必須アイテムで、ファッショナブルというより恐ろしく派手な柄が店先に並んでいます(これも小琉球ではゼロ)。
 あれは何度見ても慣れませんね、せっかくの小姐っぷりも台無しっていうか、昔のレディース暴走族って感じでコワイんですけど。まぁ見栄より実益ですよね、すぐに服だって埃臭くなりますから相当空気悪いんでしょう。

 他にも台湾独自のバイク文化として、シートのギラギラもインパクトあります。おそらく日差しが強くて痛みが早いからなんでしょうけど。
 ハザードランプが点灯するのも(50ccじゃないから当たり前かもしれませんが)見慣れてないので不思議な感じがしましたね。
 それから、たまに4輪スクーターを見かけました。前1後3輪の、バギーというよりも補助輪つき。乗ってる人は大抵杖を持ってるので、おそらく歩行障害の人用なのだろうな。あれなら、停車時に倒す心配ないもんね。
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 羊の肉燥飯が食べたかったんですが、前に屋台店のあった場所に「Woo便當」という店が新装開店してました。
 どうやらMr.ウーという創業者のチェーン店みたいで、別の地域でも同じ店を見かけました。弁当とはいうものの、ファーストフード風の店内でも食べられる様子。
 ウナギ弁当というのが気になって、試しに頼んでみました。スープはセルフサービス、それにしても小琉球でうな丼ねぇ・・・・・・。
 付け合せに煮玉子と野菜炒め、そして煮しめた分厚い湯葉みたいな物体が。もしや台湾名物の臭豆腐なのかな、でも匂いも味もしないので謎のまま。

 帰り道に台湾ビールを買おうとコンビニに寄ると、350缶がグレード別に32元,34元,36元と微妙に少しずつ値段が違うんですね。
 そしてコンビニ袋が有料になってました。たった1元ですから買いましたけど、前からそうだったかなぁ〜?
 徒歩なら手で持てば済むのですが、まさかバイクで缶ビール抱えて運転する訳にもいきません。ちょっと癪だったので、次回から袋を忘れず持参しましょう。
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 シャワー浴びて、思い切ってトレーナーとジーパンも洗濯。
 早くも3日目にして、服がホコリ臭さ満点です! なぜか前回に比べて、倍ぐらい早く臭くなってます。(前回の限界は「台湾の7日間 6日目・4 「ショッピング」ご参照くだされ)
 ベランダに干したはいいけど、考えてみれば潮風だし天気も曇りがちなので延泊する事にしましょう。

 遠くを、電子オルゴールの車が通り過ぎていきます。この島でも屏東と同じく、ゴミ回収は夜なんだな。
 そして早々と、9時には寝ました。
 だけど明け方近くに冷え込んで、何度も目が覚めてしまいました。やっぱ夏掛け布団一枚は厳しいですね、しかもトレーナーは洗っちゃってるからなぁ・・・・・・。
 以前この白竜宮旅社に泊まった友人Nは「フェリーの霧笛がうるさくて起こされる」と言ってましたが、その点に関しては大丈夫でした。
 むしろ朝になってようやく眠れたような感じで、でも結局は別件で起こされてしまいました。

 目の前の港で、船上の男達が賑やかに打ち鳴らしてます。
 祝い事でもあるのでしょうか?
posted by tomsec at 09:53| Comment(2) | TrackBack(1) | '05台湾×2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月01日

【'05台湾×2】13/おたくダイバー若旦那

 フェリーに乗ると、港町は同じように見えますね。
 島と陸地では何か違うのだけれども、メキシコのプラジャ・デル・カルメンとコスメル島の違いにも似てるようで(よろしければ「メキシコ旅情【逃避編・5 熱いシャワー】」もどうぞ)。確かに文化の差は形や色に表れますが、町の機能としては同じだからでしょうか。
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 フェリー飛馬号は、30分弱で小琉球に接岸。波止場で宿のプラカード持ってる大柄な青年が笑っています。
 新人お笑い芸人みたいな髪型ですが、こう見えても白竜宮旅社の若旦那です。
 バイクは明日の使用料サービス、そしてお茶のペットボトルのプレゼントとは気前いいですな〜。どこの宿に泊まっても、せいぜい水ですからね(あるいは期限切れカップ水!)。

 フロント奥にPC3台と山積みのパーツ、そして当時は最新型のPS2薄型。更に「ファイナルファンタジーVIII」のポスター・・・・・・?
 でもダイビングショップが併設されてて、彼がイントラやってるみたい。オタクでダイバーという不思議なギャップに、なぜか好感度アップ(笑)。

 2階の港に面した部屋、800元。
 まずシャワーでさっぱりして、TVチェックするとエロなし99チャンネル。台湾はケーブル・チャンネルが普及してるんですが、まぁここは島ですし。
 屏東とか高雄なら200チャンネル近く映るんですが、更に南部の小さな町に行くとチャンネル数が減る傾向があります。
 そういえば屏東の成進賓館は、前に泊まった時よりもチャンネル数が48に激減した・・・・・・と思ったら実は壁ボタンからリモコン式になって、一般放送とCATVの切り替えスイッチが付いてたんですよ。しかもエロチャンネルはCATVで手動選択しないと映らない仕掛けで、思わず(裏ワザ扱いかよ!?)って思いましたけど。いやどうでもいい話ですけどね(その辺は「台湾の7日間 5日目・5「悩ましい夜」ご参照くだされ)。
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 話をオタクダイバーな若旦那に戻しますが、とにかく好い青年でして。
 僕が「ネットカフェはどこにありますか?」と訊くと、
「島にないから、ロビーのPCを自由に使ってください」って言うんです。
 それで調子に乗って「日本語表示(と入力が)できるよう、IMEを追加インストールできませんか」と相談すると、即座にやってくれるんですよ。
 でもそれでブラウザに不具合が生じちゃって、フロントから持ち出した自前のPCもフリーズしちゃったんですけどね・・・・・・。
 そんな面倒臭いことになっても全然にこやかで、必死に直したロビーPCでVCDを観せてくれまして。
 ちなみにVCDとは台湾や香港で普及している動画CDで、日本語の音声ガイドまで入ってる小琉球の観光映像クリップ(彼が作ったらしい)。
 そのVCDと一緒に、なぜか星の砂入り小瓶までプレゼントされてしまいました。
 う〜ん、微妙そしてマニアック!

 部屋に帰って(星の砂かよ!)と思いつつ、よく見ると。
 中に埋もれた小さな短冊に「小琉球観光」と書かれていたんです。
 そんな芸の細かさというか情熱というか、いわゆる真心こもった丁寧さに気付いた瞬間、思わず感動してしまいました。
(新人お笑い芸人みたい)なんて思っちゃって、本当にゴメンナサイ!

・・・・・・ですが。
「トレーナーとジーパンを洗濯したいのですが」と言ったら
「僕が洗ってあげます」と即座に家族用の洗濯機に入れようとした時ばかりは、
それもちょっとゴメンナサイ!でした。
 親切すぎです(笑)

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 これは、霊山寺のドーム上で
 台湾本土を眺める謎の天女像。
posted by tomsec at 13:46| Comment(2) | TrackBack(0) | '05台湾×2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする