台湾を最初に訪れたのは、2002年の12月でした。
そして、この2005年には2月と12月の2度にわたって、合計で3回の台湾旅行をしたことになります。
共通しているのは、いつも一人旅で1週間から10日、ほとんどを高雄から南で過ごしていることです。
初めての時は大改装中だった高雄の駅も新しく広く美しくなり、台北に続いて地下鉄網の工事も始まっていました。
今では新幹線並みに、台北とを数時間で結ぶ高速鉄道も開通しました。
これからも、きっとどんどん便利にキレイになってゆくのでしょう。
しかし、そんな事よりも僕が望んでいるのは唯一つ。
羽田空港から高雄への直行便を増発して、また格安航空券が出回るようになってほしい! 笑
・・・なんて、勝手言ってスイマセン。
高雄から電車に乗って、小さな駅で降りてみたり知らない町で泊まったり。
想像するだけでも、それはまだまだ楽しそうではあります。
でもこれ以上、同じ旅を繰り返すことはない気もしています。
何か目的を持って行くとか、誰かと一緒に行くとか、僕自身の中で旅が変化しないと。
あるいは熱帯にこだわらず台南まで行ってみるとか、海寄りの平地にこだわらず台東の方も回ってみるとか。
僕にとって、行ってみるまで台湾は何の予備知識もない場所でした。
だから、何の変哲もない家並みや空気感こそが新鮮で、一瞬ごとが楽しかった。
そういった驚きというのは、慣れ親しんでくるのと引き換えに失われてしまうものです。
右も左も分からない状態のスリルから、蓄積された経験値で当たり前のことになってしまう。
どうせ行くなら2,3日じゃあ意味がない、けれど・・・。
また同じ、かつての旅路をなぞるだけでも行ってみようかなぁ?
だって気が付けば、もう3年も経ってしまってるんだから。
とはいえ今からでは航空券もハイ・シーズンだし、やっぱ寒い時期に行ってこそ南国の有難味を満喫できるような。
ま、年末までに考えとこうっと!
2008年02月24日
2008年02月14日
【'05台湾×2】37/旅の終わり・12月
旗津半島の帰りに夜市を歩いて網咖(ネットカフェ)に入ったりして、夜行列車の時刻まで手持ち無沙汰です。
コンビニで100元のテレカを買って、日本に電話してみました。
台湾のテレカは、MRTのICカードと同様に分厚いプラスチックの板です。そして、100元では、あっという間に切れてしまう。
それから、ケータイには掛けられないみたいですね・・・・・・。
7時過ぎ、まともなコーヒーが飲みたくなって「禾田」咖啡風情という店で一服。
8時近くなり、今朝まで連泊していた儂來旅館の1階にあるK−net林森店で時間つぶしに。
すっかり顔なじみとなった女主人は、いつものように指を2本立てて見せましたが「いえ、3時間で」と言うと意外そうな顔をしました。
「Tonight is the last night for me」
しかしバケーション料金(通常より5元UPの15元)は、しっかり上乗せされました。
この店は基本的に全席自由なのですが、なぜか2ブースだけはコイン式でなくフロント管理しているのです。昨日はB23で、今日は隣のB24に案内されました。
11時前、女主人の「さよなら」に送り出されて駅前マックで夜食を買い込み、更に駅の売店で台湾ビール32元の350缶を2本。
駅舎2階にもマックはあったが閉店支度で、先に買っておいて正解でした。
この時点では改装途中の高雄火車站ですが、すでにエントランスと改札へのエスカレーター周辺は完成してました。きっと今はホームへの連絡橋も新しくなっているのでしょう。
2月台、つまり2番線ホームでペットボトルのお茶(500ml、20元)も買いました。買い込み過ぎた気もしましたが、まぁ念のため。
莒光号2両目の、座席番号36号。
車内はほぼ満席で、隣に座ったオバサンは車窓に向かって手を振っていました。見送りに来ていたのは娘と孫たちでしょうか。
クリスマス・イブの前夜に、彼女はどこに行くのだろう?
発車早々、乗客は一斉にシートを倒して眠りに就きました。
そんな中でも眠れずに、そうっとハンバーガーをビールで流し込む僕です。やっぱり、少しでも冷めた台湾マックは日本の比じゃない味です。
寝る前にトイレへ、すると便器が横向きで微妙なカルチャー・ショック(その辺は「'05台湾×2・07/続・列車の旅」ご参照くだされ)。
普通、日本では進行方向に対して垂直の配置にはされていない気がしたのですね。記憶が定かではありませんが・・・・・・。
台湾の車両は横揺れが激しいからなのか、どうも落ち着かない感じでした。
翌朝6時、まだ暗い台北。
寝坊して乗り過ごさないようにと緊張してたせいか、眠れたもんじゃありませんでした。
みなさん台北で降りたので、おそらく熟睡していても騒々しくて目が覚めたでしょうけど。
それぞれの方角に乗客が散って行き、僕だけが台北火車站前に立っています。
懐かしいような気がすると思ったら、2月の旅の始まりでも同じ場所に立って思案してたのでした(その辺は「'05台湾×2・02/はじめての台北、そして新北投」ご参照くだされ)。
夜明け前の肌寒い空気、人気の絶えた黒い立方体の駅舎をひと巡りしてみます。
陸橋の上から周囲を見渡してみましたが、どこにバス乗り場があるのだか見当もつきません。
戻ろうとしてふと見ると、座して台北駅を拝んでいる托鉢僧が・・・・・・。いつの間に?
小銭入れから無造作に50元、まさか台湾でも喜捨をするとは。
これも何かの縁です、黙礼。
長中距離バスのターミナルは、駅から少し離れていたので夜目には分かりにくかったのでした。近付くにつれ、そこだけに灯った明るさに人が集まっているのが見えてきました。
中正(現・桃園)機場まで125元とは、バスにしちゃあ割高な感じですが。ともかく、これで空港までは大丈夫。
國光客運のバスに乗り込むと6時半。
チャイナエアは第一ターミナルだと書いてあったが、1月半ばからアメリカ・カナダ・オーストラ
リアと日本行きはターミナル2で手荷物検査を義務付けられたとの事。
早めに着いておいて、よかった!
空が明るくなってゆく台北市街から空港へ、そしてターミナル間をシャトルバスで移動します。
税関を抜け、D4ゲートの脇にインターネットコーナーを発見しました。
目立たない小さなブースですがPCが3台あって、しかも運良く1台が空いていたので手早く現地最後のルポを書き込み送信。
搭乗手続きの前に自販機で飲み物を、と思ったら。
あれ〜、小銭入れがない!?
まぁ小銭だし諦めもつきますが、ダメ元で捜してみます。通路を逆戻りし、お土産屋さんに訊いてみても見つからない。
というか、小銭入れを最後にポケットから出したのは・・・・・・税関だな。
空港職員に頼んでみると、すぐ通してくれて金属探知機の係官に声を掛けてくれました。謝謝。
「I'm sorry but I lost my coin wallet, did you find that?」とか何とか問い合わせるも、即答で「No」と。
いや、その目の前にあるじゃんか。
まぁ、確かに一見してコイン・ウォレットとは判別つかないだろうけどさ。ジーパン生地で、手縫いだし。
何はともあれ、見つかってよかった
旅の最初で失くしたマフラーも、こんなふうに違う何かと間違えて遺失物に保管されてるのかもしれない。
ゲートへと、係官に促されて通路をダッシュしながら思ったりしました。
コンビニで100元のテレカを買って、日本に電話してみました。
台湾のテレカは、MRTのICカードと同様に分厚いプラスチックの板です。そして、100元では、あっという間に切れてしまう。
それから、ケータイには掛けられないみたいですね・・・・・・。
7時過ぎ、まともなコーヒーが飲みたくなって「禾田」咖啡風情という店で一服。
8時近くなり、今朝まで連泊していた儂來旅館の1階にあるK−net林森店で時間つぶしに。
すっかり顔なじみとなった女主人は、いつものように指を2本立てて見せましたが「いえ、3時間で」と言うと意外そうな顔をしました。
「Tonight is the last night for me」
しかしバケーション料金(通常より5元UPの15元)は、しっかり上乗せされました。
この店は基本的に全席自由なのですが、なぜか2ブースだけはコイン式でなくフロント管理しているのです。昨日はB23で、今日は隣のB24に案内されました。
11時前、女主人の「さよなら」に送り出されて駅前マックで夜食を買い込み、更に駅の売店で台湾ビール32元の350缶を2本。
駅舎2階にもマックはあったが閉店支度で、先に買っておいて正解でした。
この時点では改装途中の高雄火車站ですが、すでにエントランスと改札へのエスカレーター周辺は完成してました。きっと今はホームへの連絡橋も新しくなっているのでしょう。
2月台、つまり2番線ホームでペットボトルのお茶(500ml、20元)も買いました。買い込み過ぎた気もしましたが、まぁ念のため。
莒光号2両目の、座席番号36号。
車内はほぼ満席で、隣に座ったオバサンは車窓に向かって手を振っていました。見送りに来ていたのは娘と孫たちでしょうか。
クリスマス・イブの前夜に、彼女はどこに行くのだろう?
発車早々、乗客は一斉にシートを倒して眠りに就きました。
そんな中でも眠れずに、そうっとハンバーガーをビールで流し込む僕です。やっぱり、少しでも冷めた台湾マックは日本の比じゃない味です。
寝る前にトイレへ、すると便器が横向きで微妙なカルチャー・ショック(その辺は「'05台湾×2・07/続・列車の旅」ご参照くだされ)。
普通、日本では進行方向に対して垂直の配置にはされていない気がしたのですね。記憶が定かではありませんが・・・・・・。
台湾の車両は横揺れが激しいからなのか、どうも落ち着かない感じでした。
翌朝6時、まだ暗い台北。
寝坊して乗り過ごさないようにと緊張してたせいか、眠れたもんじゃありませんでした。
みなさん台北で降りたので、おそらく熟睡していても騒々しくて目が覚めたでしょうけど。
それぞれの方角に乗客が散って行き、僕だけが台北火車站前に立っています。
懐かしいような気がすると思ったら、2月の旅の始まりでも同じ場所に立って思案してたのでした(その辺は「'05台湾×2・02/はじめての台北、そして新北投」ご参照くだされ)。
夜明け前の肌寒い空気、人気の絶えた黒い立方体の駅舎をひと巡りしてみます。
陸橋の上から周囲を見渡してみましたが、どこにバス乗り場があるのだか見当もつきません。
戻ろうとしてふと見ると、座して台北駅を拝んでいる托鉢僧が・・・・・・。いつの間に?
小銭入れから無造作に50元、まさか台湾でも喜捨をするとは。
これも何かの縁です、黙礼。
長中距離バスのターミナルは、駅から少し離れていたので夜目には分かりにくかったのでした。近付くにつれ、そこだけに灯った明るさに人が集まっているのが見えてきました。
中正(現・桃園)機場まで125元とは、バスにしちゃあ割高な感じですが。ともかく、これで空港までは大丈夫。
國光客運のバスに乗り込むと6時半。
チャイナエアは第一ターミナルだと書いてあったが、1月半ばからアメリカ・カナダ・オーストラ
リアと日本行きはターミナル2で手荷物検査を義務付けられたとの事。
早めに着いておいて、よかった!
空が明るくなってゆく台北市街から空港へ、そしてターミナル間をシャトルバスで移動します。
税関を抜け、D4ゲートの脇にインターネットコーナーを発見しました。
目立たない小さなブースですがPCが3台あって、しかも運良く1台が空いていたので手早く現地最後のルポを書き込み送信。
搭乗手続きの前に自販機で飲み物を、と思ったら。
あれ〜、小銭入れがない!?
まぁ小銭だし諦めもつきますが、ダメ元で捜してみます。通路を逆戻りし、お土産屋さんに訊いてみても見つからない。
というか、小銭入れを最後にポケットから出したのは・・・・・・税関だな。
空港職員に頼んでみると、すぐ通してくれて金属探知機の係官に声を掛けてくれました。謝謝。
「I'm sorry but I lost my coin wallet, did you find that?」とか何とか問い合わせるも、即答で「No」と。
いや、その目の前にあるじゃんか。
まぁ、確かに一見してコイン・ウォレットとは判別つかないだろうけどさ。ジーパン生地で、手縫いだし。
何はともあれ、見つかってよかった
旅の最初で失くしたマフラーも、こんなふうに違う何かと間違えて遺失物に保管されてるのかもしれない。
ゲートへと、係官に促されて通路をダッシュしながら思ったりしました。
2008年02月04日
【'05台湾×2】36/旅の終わり・2月
2月の台湾10日目、最後の夜です。
長い一日でした〜(よろしければ「'05台湾×2・27/台流親切」辺りから振り返ってみてくだされ)。
銀行と郵局に行き、高山茶を買ってコオ老人と出会い、電気マッサージの後で別れて六合夜市で洋食を食べてフジタさんに揉まれ・・・ようやく商務套房「象財神」に帰ってきました。
宿の男主人は、明朝5時にコールしてくれると言ってたので安心です。
ちなみに(どうでもいいんですけど)、ここのTVもエロだけは映らず。
宿に戻ると、カウンターの向こうでうたた寝してた女主人が「明朝5時に中南客運のバスがある」と教えてくれました。
わざわざ僕の利用する便を調べてくれていたのですなぁ、ありがたい!
なのでモーニングコールを4時半に変更して、シャワー浴びパッキングしてるうち1時半。あと3時間だ、格安チケットだから朝が慌しい。
夜中に着くのは平気だけれど、早朝の帰国便に乗り遅れたら・・・・・・と不安になるのがイヤです。
11日目の最終日は、4時前にぼんやり目が覚めました。緊張で寝た気がしません。
ぼんやり仕度しつつ枕の下に100元札、今回初のチップです。
4時半に電話が鳴り、15分で駅前の中南客運に。徒歩1分。
今日も雨らしく路面が濡れていて、ファサードの下に入ったら降り出しました。
30元の切符買って、待合で朝食。昨夜、帰りに夜市で買っておいたカットフルーツのパックです。
台湾みかんと小ぶりな桃にしようと思ったんですが、量り売りでも5個ぐらいになってしまうので。キウイ40元とドラゴンフルーツ50元(オマケでもらった酢漬けのスモモは帰り道の途中で食べちゃいました)。
キウイは美味、ドラゴンフルーツは微妙な味で食べきれず。
切符の行き先が「小港機場」になっていたので係員に確認すると、国内線と海外便の建物が別なだけで近くなのだそうです。つまり小港機場は国内便も同じ離発着場なのね、あーよかった。
ちなみに「飛行場は6時以降でないと乗り入れられない」のだそうで、手前で降ろされるけど心配しないように・・・・・・との事。
英語の説明で足りない部分を日本語で補足してくれたのが、とても親切な感じ。
乗客は前回よりも多く、国内移動の客で席が埋まってしまったので次のバスを待つことに。
どうしても前回の悪夢が拭いきれず(その辺は「台湾日記 最終日・1/遠い朝」ご参照くだされ)、ちょっとドキドキです。
運ちゃんに念押ししたのに空港を通過されるなんて、そうそう起きるアクシデントな訳がない。
だがしかーし! 今回も通過される寸前だったんです。
真っ暗な車窓に目を凝らし、地図と首っ引きで所要時間を数えていたんです。
で、念には念を入れて運転席まで行って、添乗員の女性にも「Could you drop me at A.P. ?」と言ってみた。
そしたら彼女、初めて聞いたような顔して「Airport ? Domestic ?!」とか訊き返してきたのでした。
マジ頼んますよー!?
間一髪でした、しかも5時半なのに乗り入れ全然OKじゃん。
今度は空港で美味しい粥を食べてる時間もなかった、前回の記憶では100元ぐらいした気がしてたのに80元だったけど。
高雄国際機場の発着で格安チケットが買えた前回は、まだ楽でした。
便が少ないのに需要が増えたのか、夜着朝発でも安くは買えなくなってしまったので、今回は帰国便だけを台北で国内便から乗り継ぐようにアレンジしてもらったのです。
このルートも3度目の12月には接続する始発便が満席でしたから、今後は台北〜高雄間の移動は地上ルートに限定されてしまうのかもしれません。
もちろん、お金に糸目をつけなければ話は別ですが。
国内便はマンダリン・エアラインで、チケットに記載されていた中華航空ではなかったけれど問題なく搭乗。
左2列に右3列の小さな飛行機フォッカー100はメキシコを思い出しましたが、トイレは2つ付いてるしフライトアテンダントが女2名男1名と機体の割に多かったなぁ。
(一人の女性がお化粧すごかった、まつ毛の先に水滴っぽい何かが乗っているという謎メイク)
それに、たった1時間のフライトでも朝食が出ました。
といってもオレンジジュースと、日本じゃ食べられないサンドイッチ。
具体的には、昔っぽい味わいの耳つき食パンに味付けなしの目玉焼きと・・・・・・何故かキナコ!
いよいよ次回は、12月の台湾も終わりです。
長い一日でした〜(よろしければ「'05台湾×2・27/台流親切」辺りから振り返ってみてくだされ)。
銀行と郵局に行き、高山茶を買ってコオ老人と出会い、電気マッサージの後で別れて六合夜市で洋食を食べてフジタさんに揉まれ・・・ようやく商務套房「象財神」に帰ってきました。
宿の男主人は、明朝5時にコールしてくれると言ってたので安心です。
ちなみに(どうでもいいんですけど)、ここのTVもエロだけは映らず。
宿に戻ると、カウンターの向こうでうたた寝してた女主人が「明朝5時に中南客運のバスがある」と教えてくれました。
わざわざ僕の利用する便を調べてくれていたのですなぁ、ありがたい!
なのでモーニングコールを4時半に変更して、シャワー浴びパッキングしてるうち1時半。あと3時間だ、格安チケットだから朝が慌しい。
夜中に着くのは平気だけれど、早朝の帰国便に乗り遅れたら・・・・・・と不安になるのがイヤです。
11日目の最終日は、4時前にぼんやり目が覚めました。緊張で寝た気がしません。
ぼんやり仕度しつつ枕の下に100元札、今回初のチップです。
4時半に電話が鳴り、15分で駅前の中南客運に。徒歩1分。
今日も雨らしく路面が濡れていて、ファサードの下に入ったら降り出しました。
30元の切符買って、待合で朝食。昨夜、帰りに夜市で買っておいたカットフルーツのパックです。
台湾みかんと小ぶりな桃にしようと思ったんですが、量り売りでも5個ぐらいになってしまうので。キウイ40元とドラゴンフルーツ50元(オマケでもらった酢漬けのスモモは帰り道の途中で食べちゃいました)。
キウイは美味、ドラゴンフルーツは微妙な味で食べきれず。
切符の行き先が「小港機場」になっていたので係員に確認すると、国内線と海外便の建物が別なだけで近くなのだそうです。つまり小港機場は国内便も同じ離発着場なのね、あーよかった。
ちなみに「飛行場は6時以降でないと乗り入れられない」のだそうで、手前で降ろされるけど心配しないように・・・・・・との事。
英語の説明で足りない部分を日本語で補足してくれたのが、とても親切な感じ。
乗客は前回よりも多く、国内移動の客で席が埋まってしまったので次のバスを待つことに。
どうしても前回の悪夢が拭いきれず(その辺は「台湾日記 最終日・1/遠い朝」ご参照くだされ)、ちょっとドキドキです。
運ちゃんに念押ししたのに空港を通過されるなんて、そうそう起きるアクシデントな訳がない。
だがしかーし! 今回も通過される寸前だったんです。
真っ暗な車窓に目を凝らし、地図と首っ引きで所要時間を数えていたんです。
で、念には念を入れて運転席まで行って、添乗員の女性にも「Could you drop me at A.P. ?」と言ってみた。
そしたら彼女、初めて聞いたような顔して「Airport ? Domestic ?!」とか訊き返してきたのでした。
マジ頼んますよー!?
間一髪でした、しかも5時半なのに乗り入れ全然OKじゃん。
今度は空港で美味しい粥を食べてる時間もなかった、前回の記憶では100元ぐらいした気がしてたのに80元だったけど。
高雄国際機場の発着で格安チケットが買えた前回は、まだ楽でした。
便が少ないのに需要が増えたのか、夜着朝発でも安くは買えなくなってしまったので、今回は帰国便だけを台北で国内便から乗り継ぐようにアレンジしてもらったのです。
このルートも3度目の12月には接続する始発便が満席でしたから、今後は台北〜高雄間の移動は地上ルートに限定されてしまうのかもしれません。
もちろん、お金に糸目をつけなければ話は別ですが。
国内便はマンダリン・エアラインで、チケットに記載されていた中華航空ではなかったけれど問題なく搭乗。
左2列に右3列の小さな飛行機フォッカー100はメキシコを思い出しましたが、トイレは2つ付いてるしフライトアテンダントが女2名男1名と機体の割に多かったなぁ。
(一人の女性がお化粧すごかった、まつ毛の先に水滴っぽい何かが乗っているという謎メイク)
それに、たった1時間のフライトでも朝食が出ました。
といってもオレンジジュースと、日本じゃ食べられないサンドイッチ。
具体的には、昔っぽい味わいの耳つき食パンに味付けなしの目玉焼きと・・・・・・何故かキナコ!
いよいよ次回は、12月の台湾も終わりです。