2009年11月23日

トラバ雑想記25 インターネットによって繁盛しつつあること?

まずは「himaginaryの日記」さんの記事、
『インターネットによって消滅しつつあること』から。
これはイギリスの「テレグラフ」に掲載された「50 things that are being killed by the internet」(原文英語)からの抜粋だそうです。
それを更に抜粋し、一部勝手に意訳しつつ紹介ますと・・・。
1) 穏やかな討論

2) 慎み深い発言

3) アルバムを全曲聴くこと

7) 初めてエロ本を買う時の勇気

12) 手紙を書くこと/ペンパル

13) 記憶力

15) フォトアルバムやスライドショー

17) 一緒にテレビを見ること

18) 権威ある参考文献
 我々は信頼できる情報を未だ強く望んでいるが、対価を払いたいとは思っていない。

20) 本についている注文はがき

22) 著作権の強制

23) 結婚式で電報を読むこと
 打ち出したメールの束を読み上げてもねぇ・・・。

28) 医者やその他の専門家への敬意

30) 地理の知識

31) プライバシー
 ソーシャルネットワークでは企業や政府集め得る以上の個人情報が云々。

43) ソリティア
 マインスイーパも同様らしい。

46) DVDや映画の遅れた公開
 世界同時公開の方が、海賊版やら動画サイトを牽制するより楽みたいです。

47) 脚注
 リンクによって不要になった。
なるほど、確かにそうかも。


ところで「ハムスター速報」(略して「ハム速」)さんの、
『アクオスのカタログを液晶と誤認させて売ろうとしてる奴がいるぞw 』という記事です。
こちらは掲題どおり、インターネットのオークション・サイトから発掘されたニュー・ビジネスの話題です。笑
出品カテゴリはテレビですが、商品説明の最後の方に
パン
とあるのがミソ(らしい)。

まぁ最終的にサイト管理者から削除されてIDも停止されたようですが。


お次は「アルファルファモザイク」さんから、
『「乳首見たいならお金ちょうだい」…物乞いニート女、結構な額を集める→大炎上するも、続々と物乞い大増殖』
こちらは「livedoorニュース」『時給2万円!? ニコニコ動画で素人娘が大サービス「物乞い」生放送!』がネタ元みたいで。
 ニコニコ動画が提供するリアルタイム動画配信サービス『ニコニコ生放送』を使い、20歳のニート少女がWebマネー(電子マネー)を募ったのだ。

 当初は「屋外から放送するために5万円のノートパソコンが欲しい」という理由だったこの募金。開始から3時間で目標金額をオーバーし、2日で7万円を稼ぎ出した。これに味を占めたのか、配信者の少女は(中略)

彼女を真似て、Webマネーをねだろうとする「物乞い配信者」が大増殖を始めたのだ。
・・・だってさ!
(その顛末は「ニコ生配信者 まつちゃん まとめ @wiki - 今北用」に詳しいかもしれないです)

一昔前に“援助交際”なる言葉が流行しましたが。
これに対して明快なロジックを示せなかった結果として、まぁ起こり得る事でしたよね。


「インターネットによって消滅しつつあること」の中には、ひょっとしたら(額に汗する)とか(働く楽しさ)なんてのも含まれるのではないでしょうか?


よろしかったら「らばQ」さんの、
『最近大流行の簡単に大儲けできる著作権ビジネス』も参考にしてみてください。
このビジネス・モデルは、日本で言うところの社団法人日本音楽著作権協会「JASRAC」にあたる、全米レコード協会「RIAA」だそうで。
参照記事の『著作権侵害ファイルをダウンロードしていないのに金を払えと言われた』(from「GIGAZINE」さん)から引用しますと・・・。
違法に流通しているもろもろの音楽ファイルを根絶することをネット上では主な活動としており、ファイル共有ソフトなどで音楽著作権を侵害している相手を片っ端から訴訟して裁判沙汰にしているので有名です。
との事。
いわゆる濡れ手に粟、って感じなのでしょうか?


インターネットは世界を変える・・・なんて台詞をCMで耳にしたような気がするのですが。

人間性も、ずいぶんと変えられてしまっているようです。

だからこその、ビジネス・チャンンスかもしれません。

・・・って。

なんでも利益で計ってしまうのが進化と呼べるのですかね、ミダス王?
posted by tomsec at 00:24| トラバ雑想記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月15日

トラバ雑想記24 人を呪わば穴3つ

いやはやビロウなジョークで恐縮です・・・!
って。
ビロウって漢字で書くと「尾籠」だそうですが、英語で書くと「below」という説も!(by2009.2.8付「フルール・ダンテルディ」さん

ま、それはさておき。
オバマさん来日中ですね・・・って、もう帰っちゃったの? 早っ!
あーそっかぁ、中国も大事だから行かなきゃならんよねぇ〜。
えっ違うんだ、シンガポールなの? 参ったなー、話が続かないじゃないか。

・・・という訳で、枕すっ飛ばして強引に中国ネタへ!!


2ちゃんニュース速報まとめ「アルファルファモザイク」さんの、ちょっと古い記事ですが『「中国でデジタル家電など売りたいなら、ソースコードを強制開示」 中国、制度強行へ』
ソースURLはリンク切れになっておりますが、「YOMIURI ONLINE」『ソースコード開示、中国強行…知財流出の恐れ』が原文と思われます。
ちなみに4月30日付の記事では『中国、IT開示制発足へ、適用は1年先送り』との事で、2010年5月1日からになった模様です。


ちなみに「らばQ」さんの記事には(更に古いですが)こんなのもありましたよ。
『赤っ恥!?フリー・チベットの旗が中国で作られていたことが判明』
別に中国ネガティブ・キャンペーンではありません、本当に大陸的って感じがしまして。


で。
「活字中毒R。」さんの『「神舟7号映像捏造疑惑」と「他人を笑いものにしているつもりの人間」の脆さ』です。
これは「中国の宇宙船・神舟7号が行った船外活動の映像」の不可解な点を指摘して、日本で「捏造だ」と騒がれた・・・という話で。
またしてもネット上での騒動なので一般的には知られていない訳ですが、このブログのマスターさんはこう書いています。
 「みんながそう言っているから」という理由で、自分で検証もせずに(それこそ、ネットが使える環境にあれば、検証することはそんなに難しくないはずなのに)、あるいは、批判する対象を自分で直接見て理解しようともせずに、叩いたり、あざ笑ったりするような人が、世の中にはたくさんいます。
 そういう人の多くは、「自分は『隠された真実』を知っている」と思いこんでいて、他者を「そんなことも知らないバカ」だとみなしているのです。
 もし自分が騙されたら、それは「自分の怠惰」ではなくて、「タチの悪い相手のせい」。
 もちろん、騙す側が悪いのですが、そういう姿勢でいるかぎり、その人は、これからも騙され続けることでしょう。だって、「自分が信じたいものしか信じない」のだから。


似たような「捏造疑惑」で有名なのは(人類は月に到達していない)というものでしょう。
要するに、映画「カプリコン1」こそが真実を告発する内容だったという発想らしいです。
「ナショナルジオグラフィック ニュース」『月着陸“やらせ”説の真相――国旗』で納得するようじゃ、ダメなんでしょうな。


で、再び「活字中毒R。」さんより『本物の科学者は「現代の科学では説明できない」とは言わない。』という記事をご紹介。
南伸坊:「科学にも限界がある」ということが、昔から言われていますよね。「限界がある」というアナウンスのほうが大きくなって、「現代の科学では解明できない」ってオカルト派得意のフレーズがあります。「そうだよ、科学では解明できない不思議なことってあるんだ」っていう。だからスピリチュアルとかがはやるのは、人々の科学者への対抗心みたいな心理があって、「科学ではわからない世界」という土俵にもっていきたいんです。
(中略)
松井孝典:科学者といってもピンからキリまでいるわけです。しかるべき研究者に訊いてくれれば、そんなことはないんですが。私なら「ここまではわかってますよ。ここから先はわかっていません。だけど、こういうふうにすればいずれわかるでしょう」というような言い方をしますが。

そして本業が医療従事者らしい、ブログマスターさん曰く。
 患者さんや御家族への病状説明でも、「基本的な医学知識を持たない人(肝臓って1個しかないの?とかいう人)」に病気について、医者が理解しているように「わかってもらう」のは、きわめて難しい。
 実際は、完璧な理解ではなくても、おおまかなところを噛み砕いて説明して「この説明している医者は、少なくとも嘘をついたり、悪いことをしようとする人間ではない」ということだけでも伝わればいいなあ」という感じでお話をすることも多いのです。



さて、話がとっ散らかって参りましたが。
最後に、個人ブログらしき「kobaちゃんの徒然なるままに」さんの『「騒音おばさん」に実刑判決・・・・その裏に隠された真実!! 』
および
「文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』」『奈良県の「騒音おばさん」を救え!!!』を。
あの「引っ越し! 引っ越し! 」と鬼気迫る表情で繰り返し流されたニュース映像は、かなりインパクトありましたよね。
理解不能の言動に走る人間は、本当にいるんだなー・・・などと思ったりしたものです。
しかし巨大メディアが必ずしも信頼に値するかというと、そうでもないのはオウムの松本事件や坂本さん事件などで分かっているつもりでした。

だからか、あの映像を鵜呑みにする気にはなれなかったんです。
といって、こうした“真相記事”もまた素直に信じる事をためらってしまうのです。
どちらにせよ既に刑期を終えられているのですから、平穏な日々を送られていますようにと願うばかりです。
posted by tomsec at 18:23| トラバ雑想記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする