なぜ僕らの小学生時代は、給食の時間に牛乳を飲もうとすると笑わされていたのだろうなぁ? あるいは、笑わそうとしてたのか。
そして更に分からないのは、どうして一気飲みしてたんだろう?…ま、今となっては答えが見つかる訳もないけれど。
だけどさ、みんな習ったと思うんだけど「三角食べ」ってあったでしょ? 無意識の内に、未だにやってる時があるんだよね。あの当時も、そうやって一口づつチョビチョビ飲んでたら「鼻から牛乳〜!」みたいなアクシデントは起こらなかった筈なのに…。
そういえば、クラスには2種類の男子がいた。スカートめくりをする男子と、しない男子だ。僕は「しない派」だったけど、密かに「する派」への憧れを抱いていたな。
女心は不思議なもので、なぜか「する派」のほうが女子受けが良かったんだよなぁー。とっても嫌がってるくせに、どういう訳だかモテる男子は決まって「する派」なのよ。そんなだから(イヤよイヤよも好きのうち)なんて発想になるんだよな、一種の共犯関係じゃねーか? とか思っちゃったりして。
きっと(意地悪=自分に好意がある)とかって思考回路が埋め込まれてるんだな、じゃあ僕が受けた仕打ちの数々も…? いや違うな、違うに決まってる(笑)。
大体において、女性ってのは一般的に誉められるより貶されたい傾向があるんだよね。違うと言われても、実際そうなんだから仕様がない。
僕は良いと思ったら割とストレートに口に出してしまうんだけど、それより「おっまえバカじゃねぇーの?!」とか言われてるほうが、よっぽど嬉しそうでさ。変なの!
自慢じゃないが、僕は「相手の良い所にピントが合う」ように出来ているのね。絶対じゃないにしろ、あんまり欠点が目に入らないというオメデタイ性格なのよ。でも、たとえば口説こうと思ってる時なんか、けなすというか低く見る態度に出るほうがノッてくる。
つまり「モテモテの道を歩むには女を貶せ」ってコトだ。…おかしいでしょ? でも経験的に本当そうなの。
これは別にナンパ的な状況だけじゃなくて、普通の会話にも当てはまるんだよ。魅力を感じた相手に、思った通りに喋っても受け流されるの。警戒してるのかもしんないけど、素直に受け止めればイイじゃん?! 勧誘トークじゃないんだからさー。
多分みんな自分に自信がないとか、誉められる事に慣れてないんだろうね。ただ、こっちとしては不本意この上ないんだなぁ。だって、自分の思ってる事と逆に喋るんだもん。
そういう偽りは無駄にエネルギーを消耗するし、変な優しさと同じくらい不毛な感じでね。まぁ盛り上がったほうが楽しいっちゃあ楽しいんだけど、ふと毒舌トークにくたびれたりもして。
そうそう、男の考える優しさと女性の言うソレって微妙に違うでしょ?
好かれたい一心で優しさ全開にしたりして、平気で踏み台にされたりってのも含めてね。そういうのって年齢と共に減ったけど、それが自分サイドの経験値が上がったせいなのか女性の精神的な成熟度によるのかは、分からないなぁ。
もちろん、すべての女性を十把一からげに語ってる気はないのよ。
ただ、対象として該当する女性が牛乳一気飲みしてたら…?
鼻から噴くまで笑わせるね!
平成17年2月3日
2005年04月07日
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