もう古い話になりますが、その年の2月と12月に、それぞれ10日間位を台湾で過ごして参りました。そこら辺の自分の体験から、台湾をあれこれ語ってみたく思います。
正確に申しますと2月の16日〜26日の11日間、そして12月は19日〜24日までの6日間です。最初の台湾一人旅が2002年12月でしたから、思えば2度も3度も冬ばっかりですな。まぁ冬だから暖かな国に行きたくなるんでしょう、それに飛行機の禁煙も3時間で済みますし。
最初の旅は「台湾の7日間」として以前に書いたとおりですが、今回は2度目と3度目の分を混ぜこぜにして書いてみようと思うんです。なので、それぞれ実際にはどういったルートを回ったのかを、参考としてここに記録しておく事にしました。
どちらも飛行機の発着は、台北中正(現・桃園)国際空港です。
2月(10泊11日)
1日目・新北投
2日目・屏東
3、4日目・小琉球で2泊
5〜7日目・墾丁で3泊
8日目・潮州
9日目・屏東
10日目・高雄
最終日・小港空港から国内便で台北〜帰国
12月(実質5泊5日)
1日目・台北市内
2日目・屏東
3、4日目・高雄で2泊
5日目・夜行列車で車中泊、早朝便で帰国
まぁこう地名だけを挙げ連ねても、却って訳が分からない気がしてくるかもしれませんよね。そう思って、かなり大雑把だけど地図を作ってみましたので参考にしてみてください。

一見して分かるように、行動範囲は熱帯性気候の台湾南部に片寄っています(北部は亜熱帯性気候)。
南北の寒暖差を、中央氣象局の「月氣象資料」から数字でみると・・・・・・。
2005年の2月と12月の平均気温
台北・約16℃ 高雄・約20℃
ちなみに東京の平均気温は10℃前後でしょうか。
台北では1ヶ月の半分以上が雨なのに高雄では4日だけ、日照時間は約3倍の差がありました。冬場の台北は、僕にとっては旅行向きじゃない感じなんですね。
そういう訳で、一般的にイメージされる(台湾=台北)といった旅ではありません。それどころか、いわゆる観光&夜遊び食べ歩きでもありません。ただ初夏のような暖かさを求めてブラブラしているだけです。それで何が楽しいのか、自分でも分かりませんが。
それでは本編スタート!・・・・・・の前に、ちょっとだけ補足説明を。
台湾の言葉は中国語(上海語?)みたいです。といっても発音や表記などで異なる面が少なくないようですが、どっちにせよ僕は中国語が分からないので専門外です。おおよその主旨は筆談で通じますので、ウェスト・バッグにガイドブックと筆談用の紙切れ(もちろんカメラと貴重品も)だけでも大丈夫。
基本的に親切な人ばかりで、特にお年寄りは恐ろしく親切だったりします。治安の心配も要りませんし、海外旅行のリスクが小さい国ではないでしょうか。要するに、気楽に過ごせるって事ですね。
でも実際は海寄りです、些細な事ですが念のため。
はやくはやく。
いや、じっくりでもよいかなぁ。
最近、台湾の見える島(よなくに)が出てくる本を読んでいて、
なんとなくぼくの視界にもうっすらと台湾が見えてきて・・。
やっぱりはやくはやく。
つまり、まだ全部を書き終えてないんです。
だけど方向性は決まったので、もう一息です。
今回は文章に統一感が出せると好いのだけど、まだ半分も書いてません(汗)。