2007年05月02日

【'05台湾×2】10/鉄橋大破、そして放置・・・

 ユーピン達と別れて網咖(ネットカフェ)に入り、自力で日本語入力を呼び出し2時間後。店を出ると午前0時、もう市街は車も走ってない静けさ!
 もともと駅前ぐらいにしか行人(歩行者)は見かけなかったけれど・・・・・・。動いてるのが自分だけだと、さすがに薄気味悪いよー。
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 そんな無人の町並みに廟のサイバー・パンクっぷり、なんだか冗談みたいです。

 宿はボロでも開いてて好かったー、さぁ風呂だ!
 って、なんか温い。ほぼ水じゃん、しかも栓が合ってなくて湯舟に溜められもしない。
 それに、もうどうでもいいけどTVがほとんど映らない。更にどうでもいいけど、泊まった宿では必ず貰えた水も、ここではペットボトルではなくカップ入り。
 まぁカップ水といっても市販されている物で、上部にビニールで封をしてある。
 有効期限が「95.10.18」・・・・・・って、10年前の水かよ〜?!
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 そして翌朝、あえぎ声で起こされ。
 午前10時ですよ〜、というかそういう問題じゃなくて。
 他にも泊り客がいたって事に、まずビックリです。ある意味、こんなボロ宿に連れ込まれてる女性もスゴイと思いますが・・・・・・。
 顔合わせないよう早々にチェックアウトして、台湾銀行で両替を。
 以前ここで知り合ったアンドリューらしき人物が、同じようにロビーをうろついては来る人ごとに話しかけています。しかし今回は、スーツ姿じゃなくて警備員のユニホーム?
 彼は僕に気付かない様子、そして僕としても話しかけにくい気分。

 普通快速に乗って高雄へ。途中に架かる鉄橋で、凄い眺めを見てしまった。それを写真に収めるべく、ただそれだけに2往復も乗車。
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 屏東〜九曲堂の間に広い川があり、並行して架けられている鉄橋があったんです。だがそれは・・・・・・。
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 ずたずたに寸断された鉄橋と、橋脚に圧し掛かるような根っこの大きさに口あんぐりです。
 状況から察するに(猛烈な台風の影響で鉄橋が押し流された)と思われるのですが。

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 すると、屏東側の手前でバリケードが築かれて、空っぽの列車が立ち往生したままなのは何故なんでしょう?
 一時的に避難したにせよ、もう12月ですからねー。赤錆が浮くまで野ざらしにして、そのまま列車ごと(というか線路ごと)放棄でしょうか・・・。
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 ひょっとしたら、こちら側に新しい鉄橋を架けてちゃったから、もう解決済みなのかなぁ。

 それでは、これも・・・・・・?
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 ちょっと、僕の理解が及ばない感覚です。だけど乗客の方々、外の景色よりも僕の方が気になるようですね。ちょっと恥ずかしくなって、コソコソ撮ってると余計に訝しげに見られたりして悪循環・・・・・・。

 のどかな郊外の空気、だけど今日は日差しも弱く肌寒い。みんな冬の装いで、ボア付きコートとかダウンジャケット。そんな訳で、半袖一枚の僕は浮いてる感じです。これが真夏だったら、僕は何を着てればいいんでしょうねぇ?
 しかし台湾、違和感なさすぎです。駅のホームで売っていた鮮美的肉包15元をぱくついてると、まるで小さい頃からここに住み暮らしていたような気分になりました。戸惑うのは言葉と、物事の手順(切符の買い方とか)ぐらいで。


追記・高屏古鉄橋 (カオピンふるてっきょう)について

後日、屏東県政府のホームページにて、大破した鉄橋に関する情報を得ましたので追記します。
これは高屏古鉄橋(旧鉄橋)で、 1914年に建造され現在は歴史的建造物として知られているそうです。
県政府は、この古い鉄道を利用してコーヒー列車を企画しているとの事。

屏東県政府>>屏東の楽しみ方/平原システム>>高 屏 (カオピン ) 古鉄橋( ふるてっきょう)
http://www.pthg.gov.tw/Japan/travel_02.htm


さらに追記:高屏大橋の崩落原因について

「以前、古い橋のほうで、橋の下の砂利を不法に取っていた業者がいたんです。そしたら、台風の時に橋が落ちちゃいました。」
との情報を得ました。
「台湾、そんな所です。あはは! 」
って・・・・・・。f(^ω^;)""

posted by tomsec at 10:06| Comment(7) | TrackBack(1) | '05台湾×2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いゃぁやはり写真すごいですね。
臨場感といいましょうか。
2回往復しただけのことはある。

でも今気づいたのですが、
この時期から年中半袖オーバーオールの下地はできていたのでは?
Posted by M at 2007年05月03日 00:15
臨場感、伝わって何よりです♪
最初に行った時と違って、この2度目と3度目の訪台ではサイトとかブログが頭にありましたからねぇ。
そうでもなければ、そこまで写真にこだわらなかったです。

旅先で、いちいち写真を撮るのって少し億劫になったりします。
でも後から、こうして文章に直したりしてると(あれも撮っておけば)なんて思う事が度々。
百文も一見にしかず、また自分自身の覚え違いに答えあわせできる愉しみも。

それでも、いざ旅の中では面倒くさくなってしまいます。
腰を折るような水を差すような、物見高いというか計算高いというか・・・。
旅は今なのに、先々に気が行っちゃってる一瞬を逃すのが、妙に惜しいようで。
そういうライブ感は、団体旅行にはないよなぁー。
Posted by tom at 2007年05月03日 22:49
あ、そうそう。
>この時期から年中半袖オーバーオールの下地は

この疑問は、どこを読んでたら浮かんだのでしょう?
目方の上昇が、どこを境に始まったのかは自分でも見当つかないのですね。
こう訊かれてみて、そう思わせる記述があったかなぁ〜?と。

さすがに気温や湿気なんかは、いくら写真でも伝わりませんからねぇ。
一説によると「日本人は早足だから(冬の台湾でも)大汗をかく」のだそうですが。
是非一度、貴方も台湾南部を訪れてみては?
ただし食事は、素食の店もありますが化学調味料は使ってる気がします。
Posted by tom at 2007年05月03日 22:59
いえいえこれはそれほど意味深な話でもなくて、
みんながコートとかジャケット着ている時に、
半袖一枚のトムさん、というところで、
なんとなくオーバーオール姿のあなたが浮かんでしまった。と。
ちょっとややこしかったかもしれませんね。
Posted by M at 2007年05月07日 19:29
なるほど、そういうふうに展開してたんですね。
まぁ確かに、周りが厚着してるのに半袖で汗かいてると、
手軽に100kgオーバーといった気分にはなれますねぇ〜。笑
Posted by tom at 2007年05月08日 12:02
こういう写真こそは640x480くらいのサイズで見せてもらいたいなぁと思いましたよ。
ひとまず崩れ落ちたほうをそのままにしたのは予算の都合もあったんですかね。
片付けるのにお金を使うんだったら新しくて丈夫なのを作っちゃいましょうよ的な。
Posted by ぴょん at 2007年05月11日 09:31
ぴょんさんありがとう。
サイトの見栄えに関するご指摘、実にありがたいです。
僕も、できれば長辺300ピクセルでは小さいなぁと思うのですよね。

まぁ言い訳しますと、
・原稿を書くときに、使用する画像サイズを統一した
・今回はサムネイルは止めて、ポップアップしない方針だった
・それで掲載してみたら、読み込みが遅いので画像を縮小した
・それでも遅いので、更に何度か縮小
・しかし画像が多い記事だと、やっぱり遅いのでサムネイルに方針転換
・ポップアップ画像も、大きいサイズでは遅いので縮小のままに
・・・と、まだ紆余曲折中なのです。
トップに反映される記事も、最初の5つから2つに減らしましたし。
また今後も、いろいろ考えてみますね!

鉄橋の件、僕も同じように推理しました〜。
おそらくは、複線化するのに新しく架けたのが現行の線路なのではないかと思うのですけどね。
でも、そういった鉄道網の再編成が行われた時期は分かりません。
もしかしたら、それほど昔でもなかったりして・・・?
それで古いのを観光資源に活かそうとしたら、台風で壊れちゃったんじゃないかなぁ。

今度どうするのでしょう、屏東政府の観光開発課。
撤去されたら惜しい気もするけど、再建したって風味がないしなぁ〜。
Posted by tom at 2007年05月11日 12:29

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Tracked: 2007-10-04 09:15