2008年01月24日

【'05台湾×2】35/ひとり旗津半島

 さて、話は再び12月に。
 コオ老人と、お昼を食べる約束でした。
 11時にチェックアウト、階下の網咖で書き込みしてコオ老人宅へ。
 昼食の後、1時半から奥さんを病院に連れて行くそうなので早々に引き上げました。
 またも熱心に引き止めらましたが、さすがに検診にまで同行するのは気が引けます。
 しかし思えば、昨日の計画は何だったのだろう。あんなに寿山とか台東を勧めてくれたけど・・・・・・。
 彼なりの社交辞令だったりして?
 コオ老人には男女3人づつのお子さんがいて、病院には「近所に住んでる息子が車で迎えに来る」と言ってたからなぁ〜。
 もしや、彼に任せて僕と出かけるつもりだったのかもしれませんが。
 ホッとしつつも、やや拍子抜けではありました。


 銀行で6千円両替。
 実は昨日も5千円分だけ両替したんですが、よくよく計算してみたら足りなかった。
 変なところでしみったれたおかげで、台北までの列車代と宿代を差し引いたら400元しか残らないと判明。
 両替嬢に顔を覚えられたか、心なしか笑っていたような。
 ま、こういうセコい日本人も中にはいるって事で。

 明日はクリスマス・イブ、今日は暖かく気持ちよい日差しです。半日かけて台北に行くには、せっかくの上天気が勿体無い!
 なので夜行列車の切符を買って、1人で旗津半島へ日向ぼっこに行ってみます。
 昨日コオ老人と行ったのでバスの乗り場も分かっていますし、旗津で宿を見つけられたら次に来る機会の余地が拡がるという腹づもりもあったり。
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 フェリーを降りて、周辺の路地などぶらぶら歩き。
 宿は見当たらないですが、K−net旗津店を見つけたので入ってみます。
 チェーン店なのに、小琉球の個人営業店みたいな雰囲気。要するに、下町のゲーセンっぽい。
 フロントの小姐は、絶対にクラブ好きです。丸いオッパイ見せそうな服といい、黒人ラッパーのPVに出てきそうで。っていうか顔も体つきも超ビッチ(←良い意味で)・・・
・・・まさか全身整形? 
 1階が禁煙で「2階ならOK」というので、上に行こうとしたら100元上乗せ要求されビックリ。
 どうも筆談では意味が分からず、オーナーらしき人物ともケータイで話したが要領を得ず。1階で我慢してネットで書き込み。
 どうしても日文が呼び出せず四苦八苦してたら、件の小姐が「ニホンゴ?」と反応してから選択可能になったのは何故だろう・・・・・・? 彼女は触ってもいないのに不思議。
 現地ルポを書き終えるところでブザーが鳴り、しかも追加コインが受け付け不可能で投稿前に消えてしまった。
 まったく運が悪い、ちぇっ。

 港でMTBを借りて、海岸沿いを延々と走り回りました。前後サスの、なんちゃってMTBです。1時間30元。
 ギヤ錆はないけど、ギシギシ揺れまくって乗りにくい。
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 早めに引き上げてフェリーで対岸(高雄側)に戻ったのですが、一向にバスが来ません。
 待ってるうちに日が暮れてしまい、やっと来たらギューギュー詰め超満員です。
 やはり5時過ぎると学生のラッシュに巻き込まれるのだな、っていうか既に6時も過ぎてるんですけどね・・・・・・!
 これからは忘れないようにしよう、以前にも懲りた筈なのですが。

 おそらく学生達は、下校じゃなくて塾へ向かう途中なんでしょう。
 最初の訪台時、夜10時を過ぎた高雄の駅前で大勢の子供達に遭遇した事を思い出しました。
 子供といっても、小学校の高学年から中学生といった年頃でしょうか。1学年どころか全校生徒の行事かという位、周囲は子供達であふれかえっていて。
 その流れに乗って歩いていたら、一緒に塾のビルに入ってしまいそうになって(塾のハシゴをしてるのか?)と、非常に驚きました。
 台湾の勉強熱は、かつて日本でいわれた「受験地獄」の比ではないのですね。
 僕は思わず同情してしまいましたが、それは僕個人の価値観でしかないと思ったりもしました。
 他民族による支配や抑圧が繰り返された歴史を持つ台湾ですから、権力や経済力への強い指向は、その経験がない日本とは違って当然だとも思います。
 日本には緊張感がなさすぎるとも言えますが、同時に日本の国民が弛緩していられる、その根拠なき平和さに思い至って冷や水を浴びせられたような気分にもなったものでした。


 満員バスに耐え切れず、愛河を渡った所で途中下車してのんびり歩いて帰るとします。
 夜行列車に乗るまでの時間を、どう潰そうか考えながら夜市へ。
 でも夜市のゴハンは期待できないので、適当な屋台店で三合火庚麺60元、肉燥飯20元。
 美味いけど、なぜか今日の肉燥飯は脂身の煮込み状。そぼろゴハンが懐かしいなー。
 夕飯を済ませると網咖でネット書き込み再トライ。
 そして、乗車時間までの予定を決める。
posted by tomsec at 19:04| Comment(4) | '05台湾×2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今回も読みどころがたくさんあったような気がしますが、
筆頭は「クラブ好き小姐」の魔法。なんで日本語になったのか?
K−netの精なのかもしれませんな。

しかし、〜丸いオッパイ見せそうな服〜
というのは一体全体どういう服なんだろう?
Posted by M at 2008年01月25日 10:02
K−netの精、他には一言も発しませんでした。謎です。
僕の席の後ろを通りかかって、画面を見たのだと思いますが・・・。
それだけで、なぜ日本語入力が可能になったんだろうな〜?

丸いオッパイ見せそうな服、というのはですねー。
って、マジレスしちゃいますが。
ビスチェみたいな、周囲を圧迫して胸を強調しつつ、胸部のカップで形を整え、更に押しあがった分で深い襟ぐりから見えてる上半分が丸ふっくらしてる・・・という服でございます。<(_ _)>
よくヒップホップ系のプロモーション映像に出てくる、添え物的な女性の格好を想像してみてください。
もしや2階は如何わしい店だったのだろうか。
Posted by tom at 2008年01月25日 16:05
だめ。
ビスチェからわからない。
すびません。
ネット全盛の今さくさくっと検索すれば、
きっとわかるような気がするのだけれど、
宜しければそこからひとつ。
で、そんなに知りたいのか、と言うと、
うーん、どんな服なのか聞いてはみたい。
Posted by M at 2008年01月25日 19:50
う〜ん、そうですねぇ・・・。
華やかなりし頃のマドンナさんを思い出していただければ近いのかも。
西部劇で悪漢にさらわれそうになる踊り子のような。
いや、やっぱラッパーの周りでクネクネしてる女の子だなー。
じゃ、今度着てみせます(ウソ)。
Posted by tom at 2008年01月26日 00:52