2月の台湾10日目、最後の夜です。
長い一日でした〜(よろしければ「'05台湾×2・27/台流親切」辺りから振り返ってみてくだされ)。
銀行と郵局に行き、高山茶を買ってコオ老人と出会い、電気マッサージの後で別れて六合夜市で洋食を食べてフジタさんに揉まれ・・・ようやく商務套房「象財神」に帰ってきました。
宿の男主人は、明朝5時にコールしてくれると言ってたので安心です。
ちなみに(どうでもいいんですけど)、ここのTVもエロだけは映らず。
宿に戻ると、カウンターの向こうでうたた寝してた女主人が「明朝5時に中南客運のバスがある」と教えてくれました。
わざわざ僕の利用する便を調べてくれていたのですなぁ、ありがたい!
なのでモーニングコールを4時半に変更して、シャワー浴びパッキングしてるうち1時半。あと3時間だ、格安チケットだから朝が慌しい。
夜中に着くのは平気だけれど、早朝の帰国便に乗り遅れたら・・・・・・と不安になるのがイヤです。
11日目の最終日は、4時前にぼんやり目が覚めました。緊張で寝た気がしません。
ぼんやり仕度しつつ枕の下に100元札、今回初のチップです。
4時半に電話が鳴り、15分で駅前の中南客運に。徒歩1分。
今日も雨らしく路面が濡れていて、ファサードの下に入ったら降り出しました。
30元の切符買って、待合で朝食。昨夜、帰りに夜市で買っておいたカットフルーツのパックです。
台湾みかんと小ぶりな桃にしようと思ったんですが、量り売りでも5個ぐらいになってしまうので。キウイ40元とドラゴンフルーツ50元(オマケでもらった酢漬けのスモモは帰り道の途中で食べちゃいました)。
キウイは美味、ドラゴンフルーツは微妙な味で食べきれず。
切符の行き先が「小港機場」になっていたので係員に確認すると、国内線と海外便の建物が別なだけで近くなのだそうです。つまり小港機場は国内便も同じ離発着場なのね、あーよかった。
ちなみに「飛行場は6時以降でないと乗り入れられない」のだそうで、手前で降ろされるけど心配しないように・・・・・・との事。
英語の説明で足りない部分を日本語で補足してくれたのが、とても親切な感じ。
乗客は前回よりも多く、国内移動の客で席が埋まってしまったので次のバスを待つことに。
どうしても前回の悪夢が拭いきれず(その辺は「台湾日記 最終日・1/遠い朝」ご参照くだされ)、ちょっとドキドキです。
運ちゃんに念押ししたのに空港を通過されるなんて、そうそう起きるアクシデントな訳がない。
だがしかーし! 今回も通過される寸前だったんです。
真っ暗な車窓に目を凝らし、地図と首っ引きで所要時間を数えていたんです。
で、念には念を入れて運転席まで行って、添乗員の女性にも「Could you drop me at A.P. ?」と言ってみた。
そしたら彼女、初めて聞いたような顔して「Airport ? Domestic ?!」とか訊き返してきたのでした。
マジ頼んますよー!?
間一髪でした、しかも5時半なのに乗り入れ全然OKじゃん。
今度は空港で美味しい粥を食べてる時間もなかった、前回の記憶では100元ぐらいした気がしてたのに80元だったけど。
高雄国際機場の発着で格安チケットが買えた前回は、まだ楽でした。
便が少ないのに需要が増えたのか、夜着朝発でも安くは買えなくなってしまったので、今回は帰国便だけを台北で国内便から乗り継ぐようにアレンジしてもらったのです。
このルートも3度目の12月には接続する始発便が満席でしたから、今後は台北〜高雄間の移動は地上ルートに限定されてしまうのかもしれません。
もちろん、お金に糸目をつけなければ話は別ですが。
国内便はマンダリン・エアラインで、チケットに記載されていた中華航空ではなかったけれど問題なく搭乗。
左2列に右3列の小さな飛行機フォッカー100はメキシコを思い出しましたが、トイレは2つ付いてるしフライトアテンダントが女2名男1名と機体の割に多かったなぁ。
(一人の女性がお化粧すごかった、まつ毛の先に水滴っぽい何かが乗っているという謎メイク)
それに、たった1時間のフライトでも朝食が出ました。
といってもオレンジジュースと、日本じゃ食べられないサンドイッチ。
具体的には、昔っぽい味わいの耳つき食パンに味付けなしの目玉焼きと・・・・・・何故かキナコ!
いよいよ次回は、12月の台湾も終わりです。
きなこサンドはあまりにも不意打ちです。
でも案外おいしかったりして?
読み返してみると、ちょっと分かりにくかったですな。
きなこサンド、まさに不意打ちでしたよ。
(ジャリ)って感じがしてパンを開いてみたら、全面キナコだけ。
目玉焼きサンドも、野菜とかバターとか余計なものは省かれてて。
もしかしたら素食の人でも食べられるように・・・なのかもなぁ。
でもなぁ〜、うーむ。