2009年10月31日

トラバ雑想記23 Aから始まる伝え合い

早くも年賀状が発売されましたね、油断してるとアッという間に年の瀬です。
まぁ分かりきった事なんですが、何故か学習できずに幾星霜。
いつになったら松の内中に出せるようになるやら・・・。

しかも自分の場合、年賀状は年々減っておりまして。
メールの人にはメールで返すし、来ない人には次から出さないしで。
いつの間にやら1桁台、なのに遅いのです。笑
って、笑い事ではありませんが。

そんなボヤキは置いといて、今回は「VANILLACHIIPS」さんの
『A Happy New Yearは間違い』という記事をご紹介します。

(やっぱり!)という感じです。
ずっと違和感があったのですが、
三省堂から出ている『日本人がよく間違える英語』という本でも、間違いの例として挙げられています(→67番)。

 長くアメリカに住んでいた帰国子女の知人にも聞いてみましたが、「"A"がつくのはネイティブにとっては変な感じがするのでは。何がどうなってA〜が定着したのか不思議」とのこと
だそうで。

でも日本では定着してしまっているし、じゃあ(ナチュラルな英文に)っていうのも少しためらったりして。
だって、それでまた不自然なセンテンスになってたり(受け取る側がピンとこないかも?)なんて思ったりもして・・・。


そこで「らばQ」さんの出番です。
『知っておきたい、英文で冠婚葬祭カードの書き方・文例集』は役に立つのではないでしょうか。
いつもネタ記事ばかりではありません。
英語圏ではおめでたいときやお悔やみなどには、カードを送る習慣がありますが、誕生カードや結婚祝いカードにどのような文を書いたらいいの?とよく尋ねられます。もちろん付き合いの深さや、その人の気持ちを込めるわけですから、文章はいろいろですが、意外に例文というものはネット上を探しても少なく、カードの書き方も英語で説明してあったりで、簡単な挨拶を書くにも苦労するようです。

ということですぐ使えそうな丁寧な文例をまとめました。直接口で言ったり英文メールを書いたりするのは難しくても、グリーティングカードなら1文を添えるだけですし、十分気持ちも伝わるものです。最近はWEBサービスも利用できますしね。


誕生日の祝い、クリスマスカード、結婚式・結婚祝い、出産祝い、お見舞い、お悔やみの6項目に関して3〜10パターン、簡単ながら丁寧な文体で例文を挙げてくれてます。


ちなみに文章とは違いますが、こちらの記事も。
『辞書にも教科書にも載ってない、欧米の小さなマナー』
言葉だけ通じても、意味が通じないこともあります。だから言葉を学ぶときには、できるだけその言葉を使う地域の慣習や文化やマナーを共に学ぶ必要がある
という点では、“A”付きハッピー・ニュー・イヤーに相通ずるものがあるように思います。

小さなマナーその1.
動物を殺すという話題については気をつけよう。

小さなマナーその2.
相手が女性でなくても、誰であろうと向こうが言うまで年齢は聞かないのが理想的。

まぁ外国じゃなくても当たり前な気はしますけどね、打ち解けた同士が内々で交わすような話題かなーと。
丁寧さやマナーなんて個人差もあり、厳しくない人も大勢いますから。ただそう思う人は、英語より何でも許してもらえるような愛嬌ある笑顔の練習でもしましょう。
・・・そういう事ですよね。

宗教的なタブーは日本じゃ思い及ばない部分が多いですし、世情に通じていても郷においては郷に従うというリスペクト精神ともいえるでしょう。

更に、もう1つだけ。
『世界のおかしな「性」にまつわる法律の数々』
「さまざまな価値観の違いが表れた、古今東西の性についての法律」だそうです。
割と無難なのを、いくつかご紹介しますと・・・。

・17世紀のスペインでは、女性は夫以外の男性に素足を見せてはいけなかった。ただし胸は露出しても構わず、足先は必ず他の男性の前では覆われていた

・インドでは、習慣的にキスをする者が口ひげを生やすと違法である

・18世紀のフランスでは、売春婦の罪はオペラに参加すると免れることが出来た

・香港では浮気された妻は夫を殺してよいが、方法は素手を使わないといけない。浮気相手に関してはどんな方法でもよい

・ミシガン州では夫の了解を得ずに髪の毛を切ることは許されていない

・リバプールでは、熱帯魚店であれば女性店員はトップレスになってもよい

またネタじゃないの?! っていうか、事実である確証はありません。
しかし所変わればなんとやらと申しますし、それなりの理由があったのでしょう。

知らずに法を破るということは避けるべく、とりあえず知っておくというのは大事ではあります。
た、確かに・・・。汗
自分の経験則だけで判断する事は、少なくともアウェイでは考えものですね。
posted by tomsec at 03:19| トラバ雑想記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする